- 配当金生活にむけてコツコツ株を購入しているけど心が折れそう
- 配当金を月1万円得たいけど元本が意外と必要で萎えた
- まとまった配当収入を得るまで気が遠くなりそう、心が折れそう
- 20代で配当金1万円に到達することの優位性
- 長期投資を20代からやることで得られるスキル
- 20代の資産額
この記事では、配当金投資をしているけどなかなか配当金が増えてこないなと思っている20代のために「20代で配当金月1万円を達成することの凄さ」を考えました
というのも僕も配当金投資を始めた際に、「こんなに原資が必要なのか、、」と気が遠くなる体験をしたからです
なのでこの記事では20代で配当金月1万円を達成することはスキルであるというテーマで
達成するまでどんなスキルや考え方、知識が身につくのかをまとめてみました
是非、目を通してもらい配当金投資のモチベーションを高めていきましょう!
目次
配当金月1万円を20代で達成することが凄い3つの理由
理由1、そもそも20代で投資していることが珍しい
配当金以前に、投資を自ら進んでしている人が少ないので投資を行なって、
配当金が1万円に行くだけで希少な存在だからです
なぜ希少かというと20代の単身世帯では、預貯金で金融資産を持っている人が90%を超えるのに対し株式、債券、投資信託では10%も超えていません
株式の保有が少し高くなっているのは、上場企業に勤めたりしていると勤務先の株式が保有できる持株会の影響も多少織り込んでいるでしょう
なので実際に自らポートフォリオを組み運用しているって方は
より少なくなることが予想できます
理由2、配当金月1万円の資産額だと20代の上位15%に入る
保有金融資産 | 割合 |
100-400万円 | 49.6% |
400-500万円 | 2.0% |
500-700万円 | 4.2% |
700-1000万円 | 2.5% |
1000万円〜 | 2.9% |
無回答 | 4.8% |
中央値 | 85万 |
平均 | 239万 |
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成30年度版
20代の金融資産保有額で500万円以上保有している層は15%ほどしかいません
なぜ500万円で区切るのかというと、
- 生活防衛費といった貯金
- 税引後の配当利回り3-4%で運用したとすると約500万円の原資が必要
になるからです
しかし、投資で単純に500万円投資すればいいというわけでもなく配当金の再投資や増配などの恩恵を受けて500万円も必要のないケースもあります
新卒から20代で配当金1万円を達成するには年いくらの投資が必要か?
将来の一定期間後に目標金額を得るために、
毎年の積立額の計算ができる「減債基金係数」を利用して30歳に500万原資を作るには毎年どれくらい積み立てればいいのか計算してみました
積立年数
年間投資額
必要原資合計
7年
63.5万
44.5万
5年
92.5万
462.5万
3年
160万
480万
株式投資の平均リターン7%という値より年利率4%は少し低めに設定していますが
3年間運用しただけでもただ単に貯金するのと20万円の差ができでています
新卒1ヶ月分の給料と考えると結構大きいですね
こうした背景から株式投資額と生活防衛費で500万円を突破することは
硬いので20代で上位15%に入ることが出来ます
もちろん金融資産額の上位に入ることが全でではありません
しかし、お金に対して真摯に向き合い、倹約をする習慣を身につけ、お金を働かせる考え方を経験として得られるのは一生モノのスキルです
理由3、原資があるため長期投資のスタンスで複利を活かせる
配当金で収入を目的とした投資をしているということは、頻繁な売り買いやデイトレードといった投機的方法で資産を増やすのでなく、
時間をかけてゆったりと複利を生かしながら投資をするスタンスと考えられます
上記の図を見てみると長期投資になるほど株式や債券は損をし辛くなっていることがわかります、しかもこれ年率ですよ!年率!
20年間投資を続けると、毎年少なくても4%~10%弱のリターンを得られていたというデータが出ています
5年という比較的長くない年月で見ても元本欠損は5%に抑えられていますね
20代で投資を始めると投資できる期間が長いです、
つまり優良な商品、株に投資し長期投資目線で続けていけば将来大きな果実を受け取とれる可能性が高いです
そのなかで、20代で運用額500万に達しその後入金せずに運用していても
20年後にはリタイア後の資金を作ることが出来ます
期間 | 元利合計 |
5年 | 718万 |
10年 | 1030万 |
15年 | 1480万 |
20年 | 2124万 |
計算は終価係数を利用し、先進国株式50%と先進国国債50%を
20年運用した時のリターンの中央値7.5%を利用しました
結果20年で2000万を越すことができ40代にしてリタイア後の資金を作ることができます
元本は4.3倍になりました
このように20代では、
- 時間のお陰で複利の力をふんだんに活かせるので長期目線で投資を行っている
- 500万を超えるといった原資が多いのでさらに複利が加速する
といった循環に持っていけるため配当金1月万円を達成していることは今後複利を活かせる切符を手にしている状態と言えるでしょう
まとめ:20代で月1万円を達成したらすごい
ここまで20代で配当金月1万円を達成したらなぜすごいのか理由を紹介してきました
ここでまとめてみます
- そもそも20代で投資しているのがめずらしいから
→株式、債券を運用している20代は1割もいない
- 配当金月1万円を達成すると資産額が20代の上位15%に入るから
→同時にお金に関する考え方、節約の習慣、経済政治に関心を持つようになる
- 長期投資のスタンスで複利を活かせるから
→複利を活かせる時間と原資のダブルパンチが揃う
正直、20代で500万円の原資を揃えるって大変です
だからこそどうすれば「もっと倹約ができて、収入をあげることができるのか?」というアイディアを考えたり、新しい知識を得る過程や試行錯誤していろいろ行動してみるという楽しみがありますよね
最初からありあまるお金があるってのもなんだか味気ないです
このブログではそうした20代の方々を紹介する記事を掲載しています!
投資額、投資スタンス、投資しようとおもったきっかけ等を紹介しているので是非参考に。
そしてまずは配当金月1万円まで(月1000円〜9000円)を達成するために、
- どれくらいの利回りで
- どれくらいの元本が必要なのか
を知り投資戦略のヒントとなる記事の詳細を載せていますので是非チェックしてみてください!
下記記事では20代で投資をすることのメリットについてより詳しく解説しています
それでは!
ろいど
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