どうも、ろいどです。
突然ですが、アルトリアの株はお持ちですか?
米国株に投資していたり、高配当銘柄を買ってる方は必ず一度は考えるといってもいいほど鉄板銘柄のアルトリアグループ。
まずはアルトリアグループを簡単に説明します。
マールボロというタバコブランドをもちタバコを中心に安定したキャッシュフローを得てきました。
元々はフィリップモリスという会社でS&P500ができた当初の初期構成銘柄の1つです。
2003年1月にフィリップモリスから分社化しフィリップモリスを米国外事業、アルトリアを米国内事業とし事業を行なっています。
タバコ銘柄は安定した利益を稼ぐことが広く知られています。
そんなことはもう他の方々が散々買いてると思うので、今日はそれ以外で僕が購入に至ったまでの理由を述べていこうと思います。
僕がアルトリアを購入した3つの理由
理由は3つ
- 株主への還元の姿勢が半端じゃないから
- 出資や買収が巧みだから
- 割安な水準に株価にあったから
次にこれらの理由となった背景を紹介していきたいと思います。
理由⒈株主への還元が半端じゃない
株主への還元の姿勢がすごい
- アニュアルレポートで配当や自社株買のプロジェクトについて説明している
- 半世紀にわたり配当を出し続けている
- 破綻の危機に陥りながらも配当を出し続けた実績
如何なる時でも配当をだす心意気
2003年のイリノイ州での敗訴は120億ドル(約1兆2000億円)の保証金の支払いを命じられました。
アルトリアはこの保証金を減額してもらうか破産するかという選択を迫られました。
しかし、その破産するかもしれないという中でもアルトリアは配当を出し続けていました。
もはや変態。
リーマン・ショック時でも増配をしていたアルトリアですが個人的には上記の実績の方がすごいなと感じています。
理由2、出資や買収が巧み
- 前身のフィリップモリス時代では時代の流れや事業の多角化に踏み切り、クラフトやナビスコといった食品メーカーを買収していた
- JUULへの出資
- カナダのマリファナ事業を営むクロノスへの出資
- タバコ意外にもワインの製造、販売を行なっている
2018年の暮れには2つの企業の株式を獲得しました
- メンソールタバコで米国市場をブイブイしていたJUULに128億ドルの出資(35%の出資)
- カナダの大麻会社のクロノスに18億ドルの出資(45%の株式を獲得)
さらにアルトリアはクロノスの持ち株比率を55%まで高める権利をも獲得しました。
これからJUULとクロノスがどうしていくのかチェックしていきたいところです。
理由3、ここ最近では割安な水準まで株価が下落していた
株価 49ドルで24株購入
配当利回りは6.53% (税引き前)でした
52週高値(18/3/13)の高値から約30%下落した水準です。
株式投資の未来によると、
株価が30%下落し配当利回りが6%になった株価が元の水準まで回復すると12.67%のリターンが出ることがわかっています。
タバコ株はいつの時代でもリスクを孕んでおりそのリスクの中、資金を投下してきた者のみ報われています。
結論:アルトリアは株主想いな優良企業!
アニュアルレポートやアルトリアの歴史について知ることで投資家に積極的に還元してきた姿勢と実績は信用に値するものでした。
アルトリアを買う上で注意すること
タバコ銘柄を長期保有するのなら大きなリスクと不人気になる理由を認識しておきたいてす。
- 大型の敗訴で破産しそうになった過去
- 一般ブランドの進行で競争激化(今のJUULの勢いがそういった例)
- 増税
- 喫煙イメージの悪化
逆風がすごい業界柄でリスクが蔓延する中リターンを求めるのなら、多くの人が投げ売りをする時に買うことが必須です。
その為、タバコ株ホルダーは利益を得てきました。
リスクと共にあるという覚悟を持った上でホールドしなければならないでしょう。
僕はポートフォリオが完成するまでアルトリアをはじめとするタバコ銘柄は買わないつもりです。
まずは分散されたポートフォリオを作るのが最優先と考えています。
以上、僕がアルトリアを買った理由でした!
それでは!
ろいど
•投資は自己責任でお願い致します。
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