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配当金の増配が続くと10年後は何倍になるのか?【増配率1-5%で5.10.15.20年を比較】

どうも、ろいどです。

  • 連続増配株を保有しているけど配当金が増配され続けるとしたらどれくらい増えるの?
  • 増配率って配当収入にどれくらい影響するの?
  • 増配率5%の株を今後10年もつとしたらどれくらい配当って増えるのか知りたい!

 

 

今回は配当金をテーマに

「配当金の増配率は長期投資においてどれくらい影響するのか?」

という疑問を検証していきます。

 

配当金の増配が続くと10年後は何倍になるのか?【増配率1-5%で5.10.15.20年を比較】

 

計算するにあたって使用するツールは「終価係数」という数字です。

 

 

これは運用中のお金を一定期間複利で運用するとトータルリターンはいくらになるのかを出してくれる係数です。

 

 

ファイナンシャルプランニングをする際に使われる係数です。

 

 

この終価係数、を増配率が1〜5%が続いていった場合5.10.15.20年後いくらの配当金まで成長するのか表にまとめてみました。

 

増配率1% 増配率2% 増配率3% 増配率4% 増配率5%
5年 1.05倍 1.10倍 1.16倍 1.22倍 1.28倍
10年 1.1倍 1.22倍 1.34倍 1.48倍 1.63倍
15年 1.16倍 1.35倍 1.55倍 1.8倍 2.1倍
20年 1.22倍 1.49倍 1.8倍 2.19倍 2.65倍

 

 

追加投資や再投資を行わずしてこの金額になるのは心強いですね!!

 

 

年に数%の増配は長期投資においてリターンを押し上げる大きな要因の1つになりそうです。

 

では、この恩恵を受けるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

長期投資において増配の恩恵を受け続けためには?

 

 

恩恵を受けるためのどのような企業の株を買えばいいのでしょうか?

 

2つのポイントをまず抑えると良いでしょう。

 

  1. 安定した利益を出す企業
  2. 株主に対して利益の還元が積極的企業

 

このポイントを押さえた企業の株を買うと良いです。

 

 

なぜなら、こういった企業は稼ぐ力があり、得た利益を株主に積極的に還元してくれるからです。

 

またこうした企業はブランド力があることが多いです。

 

 

例えば、

コカコーラ社のコカコーラ

アルトリア のマールボロ

P&Gのファブリーズなどあります。

 

 

それだけでなく有り余る資金で他会社を買収して売上を上げたり、マーケットシェアを独占化を進められるので利益の成長が期待できます。

 

では株主還元とはどのようなものをいうのでしょうか?

 

一つの指標として稼いだ利益を配当としてどれだけ還元してくれるかという配当性向があります。

 

2つの企業を具体例としてあげていきます。

 

コカ・コーラは稼いだ利益の約80%を配当として株主を還元しています。

それに加えて5年間の平均増配率は6.8%です。

仮に7%を複利で10年間運用すると資金は2倍になります。

 

 

もう一つは、バンドエイド等で有名な大手製薬会社、ジョンソン。エンドジョンソンは利益の約半分を配当として株主に還元しています。

5年平均増配率は6.4%と高水準です。

仮に6%を複利で10年運用すると資金は1.8倍になります。

 

 

他にも増配率が高い企業を挙げると、

 

製薬会社のアッヴィは5年平均増配は16.9 %

クレジットカード会社のVISAは5年平均増配率は19.5 %

 

 

驚くほどの増配率ですね〜!

 

 

繰り返しになりますが、これらの企業が一貫して言えるのは

  1. 安定して利益をだす企業
  2. 株主に対して還元が積極的な企業

 

 

です。また、これらの株を間接的に購入できる投資信託やETFを購入するという手も有力です。

 

万が一企業が倒産したとしても個別株と違い投資信託の価値はゼロにならないのは強いです。

 

 

まとめ:長期投資において増配は大きな利益になる要因の一つだった

 

検証結果では年3%の増配を行い続ける企業の株を10年間持ち続けたらもらえる配当金額は1.3倍になることがわかりました。

増配の力って案外スゴいんですね!!

 

ここで一旦内容をまとめてみます。

まとめ
  • 増配率1%と増配率5%では20年後では配当金が2倍ほど違う

→長期投資において増配率の高さはリターンに大きな影響をもたらす

  • 増配率4%以上だと20年後には増配だけで配当金額が倍になる

→長期投資で配当金をグッと増やしたいのなら増配率4%以上の競争優位性があり、株主還元の強い銘柄に投資することにも注目してみる

 

この結果から僕が立てていける戦略は

 

  1. 長年増配し続けるであろう企業の株を買う
  2. 生活の足しになるぐらいまでの額(最低3-4万)までは増配株を買い続ける
  3. ある程度、配当金がもらえるようになったら増配だけで増やしてもいいし配当金の再投資でさらに拡大しても良い

 

と考えます

 

 

配当金生活までまだまだ遠いですがコツコツとやっていきたいと思います。

 

 

先日、配当金生活に向けた投資の収支報告の記事を書きましたのでそちらもよかったらどうぞ。

 

 

 

以上、増配はすごいっていう記事でした!

 

 

 

それでは!!!

 

 

 

ろいど

moomoo証券

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ABOUTこの記事をかいた人

Fラン大2018卒のサラリーマン  →中小企業に就職 →彼女との将来が不安になりお金との付き合い方を考え、勉強し始める →FP2級取得 「大切だと思えることが大切にできる時間を増やしたい!」という思いから投資や副業に取り組む 2019年2月から約1年間の勉強を経て株式投資をはじめました! →現在600万運用中 投資の経験、勉強したことを発信しています