長期投資でセクターローテーションを意識すべき理由

どうも、ろいどです。

今回は「長期投資でセクター分散を意識しなければいけない理由」というテーマで書いていきます。

この記事を読むことでわかること

  • 景気サイクル別に強いセクターがわかります
  • 利益を上げ損失を抑えるためにセクター(業種)を分散しなければいけない理由がわかります

 

投資をする上で耳にタコができる名言で「卵は一つのカゴに盛るな」ってのがありますよね。要は分散投資をしろと言うことです。

 

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法の著者の広瀬高雄さんも

景気や金利環境全ての局面において対応できる分散とは、セクターに偏りがないポートフォリオである

と述べています。

 

ではセクター分散とは何か?なぜしなければいけないのか?というところを見ていきましょう。

セクターローテーションとは?

セクターローテーションとは、4つの景気サイクルの波とそれに伴い盛り上がる業種(セクター)に投資していくという手法です。

ではどんな景気サイクルがあるのか?というと4つのサイクルがあります。

  1. 不況(景気が弱く、金利が低い)
  2. 回復(景気が強く、金利が低い)
  3. 好況(景気が強く、金利が高い)
  4. 後退(景気が弱く、金利が高い)

このサイクルは逆回転することなく図のように

好況→後退→不況→回復→好況、、と循環していきます。

 

それぞれの景気に強い業種が存在し正しい分散投資をしたいのなら、

 

すでいまどこのサイクルにいるのか把握投資先の業種を多様化する事で損失を抑えることのできる投資計画を立てていくことができます。

 

 

長期投資ならセクター分散は必要な理由

理由1、長期投資を行う中で必ず景気のサイクルの転換点に直面するから

 

景気サイクルが変わる中で、業種(セクター)を分散していないとどうなるのでしょうか?

 

特定の局面のみだけに強い、悪く言えば長期投資をしているのに一時しか利益がでないような投資になってしまうと言えます。

例えば、好況時に株式投資を始めたとしてアップル(APPL)やスリーエム(MMM)といった後退や不況時に弱い銘柄ばかりを買っている場合を考えてみましょう。

 

 

そういった場合、景気後退時や不況時に大きな損失を抱えてしまったり得られるリターンが得られないことが考えられます。

 

長期投資では長期間を前提として投資をするわけですから、景気サイクルの転換を乗り越えていく必要があります。

 

それ上に偏ったセクターばかりに投資せず複数のセクターに投資をした方が良いというのがセクター分散を行う理由の一つとなります。

 

では、好況に強い株 と 不況に強い株ではパフォーマンスがどのように変わってくるのでしょうか?

 

結果はJPモルガンが出してくれてました、みていきましょう。

 

 

景気後退までのセクター別リターン

Guide to markets より

 

上記のグラフでは景気後退(リセッション)が始まる「2年〜1年前 」と 「1年前〜景気後退」のセクター別のリターンを表しています。

 

このグラフからわかることは

  • リセッションの2年-1年前までは景気敏感セクターが強い
  • リセッションの1年前からリセッションまではディフェンシブセクターが強い
  • リセッションの1年まえから景気後退に入るまではディフェンシブセクターが指数より良いパフォーマンスを上げる

 

 

好況時にはイケイケドンドンな銘柄に投資をしたくはなりますが、勢いがこんごも続くわけではないということを示唆しています。

 

不況時にも備えたセクターを組み込んで置く必要があることがわかりました。

 

 

 

理由2、景気サイクルの転換点を把握するのは困難だから

景気サイクルに準じて売買するという考え

 

じゃあ、景気サイクルに合わせて強みのあるセクターの株を売買すれば良いじゃん!

っていう考え方も出てきます。

 

確かにそれは高パフォーマンスを上げる一つの方法ではあります。

 

 

しかし、景気の転換点はトレードを本業としている専門家でも予想するのが難しいことであることから個人投資家が行うには現実的ではなさそうです。

 

もしも、わかってたら破綻する投資会社やヘッジファンドは出てこないでしょう。

Guide to markets より

 

景気敏感セクターとディフェンシブセクターをリセッションの1~2年前 、 後退直前~1年前 、 後退に分けた時のパフォーマンスを比較したものです。

 

ここからわかることは

  • 景気後退の前から景気敏感セクター のリターンは落ちている
  • ディフェンシブセクター が景気後退直前に景気敏感株のリターンを上回っている

ことが挙げられます。

 

景気後退がいつになるのかわからないだけでなく、景気後退前に株のリターンに織り込まれることを考えるとサイクルを見極めて売買を行うことは困難と言えます。

 

以上のことから結論として、景気転換がいつおこるか明確にはわからないので、頻繁な売買を行わず複数のセクターの銘柄を偏らずに保有することが吉と言えます。

 

また、手数料や売却益の税金を考慮するとリターンを押し下げるコストがさらにかかるのでバイ&ホールドを意識したいところです。

 

 

まとめ:長期投資をするならセクター分散を意識する

まとめると

  • 景気サイクルには不況、回復、好況、後退というサイクルがある
  • 好況なら工業が強いいったサイクル別に応じて強いセクターがある
  • 特定の景気サイクル、セクターに偏らないよう分散投資を行う
  • 景気サイクルの転換点を見極めるのは難しい

いかがでしたでしょうか?

 

分散投資を行う上で個別銘柄や地域の分散だけでなくセクターも気にした方が良いことがわかりましたね!

 

株がギャンブルにならないために、正しい考え方と戦略を知るために正しい知識を学ぶことは大切です。

 

 

今回紹介した広瀬さんのセクター分散の考え方やどれくらい分散すればいいのか?をより深く知り実践していく大きな手助けとなる書は米国株式投資をする上で持っておきたい一冊です。

正しい分散投資を行い長く続けていける投資をおこなっていきましょう!

それでは!

ろいど

 

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

Fラン大2018卒のサラリーマン→中小企業に就職→彼女との将来が不安になりお金との付き合い方を考え、勉強し始める→FP3級取得 「大切だと思えることが大切にできる時間を増やしたい!」という思いから投資や副業に取り組み始めました。 2019年2月から約1年間の勉強を経て株式投資をはじめました!