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暴落時こそ配当再投資で資産形成をする【配当利回り別に株価回復後のリターンを解説】

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どうも、現サラリーマンをやりつつ150万程運用しています。ろいど(@Roido_1995)です!
 

 

  • 配当再投資で資産形成をしていきたい!
  • 配当再投資ってしたほうがいいの?
  • 株式投資で好成績を残すには?
  • 米国株ETFを買ってるけど暴落したら買い増すべき?

 

こんな疑問をこの記事では解決します。

資産形成をする上で重要な要素の一つである株式。この記事では株式を買うことによって定期的にもらえる「配当」を再投資することのメリットと株価下落時にこそ配当金を再投資したい理由について解説していきます。

この記事を読むことで配当再投資で得られる複利と強みについて知ることができ、今後の投資の戦略に役に立ちます!

 

なぜ暴落時こそ配当再投資で資産形成が最適なのか【配当利回り別に株価回復後のリターンを解説】

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インデックス投資は勝者のゲームより

理由は株価の下落に伴って配当を再投資することで株の保有数を増やせるからです。

配当再投資で好成績を出す方法は、

株価の下落時にも配当再投資を行い保有株を増やしていくことです。

上記の図はアメリカのS&P500という株式市場の指数に投資した場合のリターンの図です。

 

見てわかるように配当を投資するかしないかで大きな差が生まれています。

 

特に差ができているのは株価が下落している時す。

配当金を再投資している方は下落を抑えられ、上昇相場では上がっています。

なぜ下落が抑えられたのか?

次ではその理由について解説していきます!

 

株価下落・暴落時での配当再投資が利益をもたらす理由

株式運用を行うのなら読んでおきたいペンシルベニア大学教授が出版しているジェレミーシーゲルの調査の集大成「株式投資の未来」。

配当は2つの役割で投資家に利益をもたらすと述べています

  1. 下落局面で保有株を多く買うことができる
  2. 上昇で相場では増やした保有株がリターンを伸ばす

こうした下落相場、上昇相場の両方において配当株は恩恵を受けることができます。

 

具体的には、

  1. 配当金で高利回り(株価が下落した)銘柄を買う
  2. 保有銘柄の株数が増える
  3. 増加した株数がさらに配当金の増加をもたらす
  4. さらに配当金で保有株数を増やす、、、
  5. 株価が回復すればさらに大きなリターンの上昇となる

といった循環が資産を増加させていきます!!

 

なので弱気相場、暴落時に安く株を購入できることにより

平均取得単価を下げつつ株数を増やしていけるので次の強気相場で大きなリターンを得ることができるんです

配当再投資で損失を回復させる期間は?【配当利回り別】

 

株価が◯%落ちているが、配当が維持されている銘柄の投資リターンが

元の水準にもどるまでどれくらいの年月がかかるのでしょうか?

上の図を見ると、配当利回りが高いほど、損失を補完する期間は短くなっていますね。

この理由として高配当の方が再投資に使える原資が増えるので保有株が増えるペースが速くなるからです。

 

例えば、配当利回り3%の株が50%下落した(半値になった)場合は配当金で再投資をし

保有株を2倍にして下落をカバーする期間は24.1年必要です。

しかし配当利回り6%の株が50%下落した場合、12.6年で保有株を2倍にし損失をカバーすることができます。

なので配当利回りが高い程、配当再投資で損失がカバーできる期間は短かくなるわけですね。

 

ではこの株価下落を保有株の増加によって損失をカバーした後、

株価が下落前の水準に戻ったらリターンはどうなるのでしょうか。

実は株価回復後の世界は素晴らしいリターンが待ってます。

見ていきましょう!

 

 

株価下落後に配当再投資をして株価が回復したら?【配当利回り別】

(横軸は配当利回り、縦軸は株価下落率です)

 

配当再投資で保有株が増え株価が下落前の水準に戻った場合、投資リターンがどれくらいになるのかを試算しています。

 

結論から言うと、

  • 高配当がより高いリターン
  • 下落率が高い程高リターン

となっています。

 

  • 高配当株になればなるほど損失をカバーできる保有株数を補填する速さが早い
  • 大きく下落するほど安く買えることにより保有株数を補填できる速さが早い

というのが理由です。

 

例として、配当利回りが4%の株が50%下落した後、配当再投資で18.4年かけて

損失をカバーした後に株価がもとの水準に戻ったとします。

するとその銘柄の年間の平均リターンは14.23%となります。

かなり高いリターンですね!

 

S&P500の平均リターンは7%程度なのでかなり良い成績であることがわかります。

リーマンショックの時に果敢に買い進めていた方達が現在多く資産を抱えている所以がわ垣間見えますね。

なので結論として、下落幅が大きく高配当のものほど株価が回復した際にはおいしい果実を受け取れることができます。

 

ただし長い年月買い増し、配当が減配されずホールドしたという背景を忘れてはいけません。

こうしたリスクをできるだけ抑えるため高配当ETFの活用をオススメします

配当金再投資では米国の高配当ETFがオススメ 【サイト管理人が実践中】

 

配当再投資ではなぜ米国がオススメなのか

 

配当再投資では米国の高配当ETFがオススメです

まずはなぜ米国株なのかというと、米国企業では株主を重視する意識がとても強いからです

 

どのくらい株主を重視しているのかというと、例えばコカコーラ【KO】では

企業が稼いだ7割以上の利益を投資家に配当金や自社株買いとして還元してくれています

 

副収入がほしい!という人へ。株式による配当所得のススメ

2019年5月29日

 

さらにアメリカのdocomo的な企業であるAT&T【T】では

利益<株主への配当支払となった年が10年で3回ほどありましたが一度も減配することがありませんでした

 

日本だと配当は基本的に業績次第というところが多くあり業績が悪くなるとソッコーで減配します

 

こうした意地でも株主に還元する企業が多いので配当再投資戦略では米国株に投資することをオススメしています、実際に私のポートフォリオは約9割が米国株です

 

配当再投資ではなぜETFがオススメなのか

 

なぜ高配当ETFがオススメなのかというと業績不振による配当が無くなる可能性や企業そのものがなくなってしまうリスクを出来るだけ減らすためです

 

金融危機が暴落が起きて無配になってしまったり、企業そのものがなくなってしまっては配当再投資どころではありませんよね

 

さらに長期投資の場合、配当を支払い続けられる収益力があるのかどうか見定めることも重要になってきます、ダメだと思う場合は売却したり損切りも必要になります

 

自分で配当株を集め、ポートフォリオを組成しようとする投資家は増えている。この戦略は困難で、コストがかさむ可能性がある。適切に実行するには、企業と配当の持続可能性を把握するため、多くのリサーチが必要となる。(WSJより)

 

こうした投資をする企業のリサーチを手間と思うのならパック商品であるETFが便利です

 

例えば、高配当ETF【SPYD】ではS&P500のうちから高配当の上位80銘柄に均等に投資しています

 

80名柄のうち1銘柄が無配になってもその影響力は1.25%程度しかないことから

減配のリスクを極力抑えることができます

 

もし月10000万円の配当金があったとしたら125円のみの損失ですみますね

 

80名柄ETFなしで管理するとなると一人では管理しきれませんので1銘柄で多くの高配当株を管理ETFは配当再投資には魅力的

 

僕は米国株の配当持続可能性が高い企業を74社集めた【HDV】をポートフォリオのコアとして保有しています

一応、信託報酬が激安(0.1%以下)で信頼されている王道のETFを紹介しておきます

 

米国の王道高配当ETF3選
  1. 【SPYD】SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
  2. 【HDV】iシェアーズ・コア米国株式高配当ETF
  3. 【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF

 

 

まとめ:配当再投資で好成績を出すには株価下落時に保有株を増やしていくことが必要

 

配当再投資は株価か下落で買い増し⇨株価復活の時に大きなリターンを得られることがわかりました。ここでまとめてみます。

 

まとめ
  • 配当再投資の2つの役割

株価下落時では保有株と保有株が増えたことによる配当金が増える

株価回復時には増やした保有株分のリターンが得られる

  • 高配当で下落率が高い程、株価下落を保有株でカバーできるまでの期間は短い
  • 高配当で下落率が高い程、株価回復後に大きなリターンを得られる
  • 米国の高配当ETFを活用してみるのもあり

 

以上、配当再投資で好成績を収めるには下落中に根気強く配当再投資を行うという結論でした。

とはいえ、配当が減配しない前提でのシミュレーションだったので先ずは減配リスクが少ない企業や倒産しない企業に投資を行うのが先決です。

 

高配当ETFをオススメしてきましたが個別株にも投資をしていきたいという方もいらっしゃいますよね

 

そういった企業を選ぶ一つの手として営業キャッシュフローマージンと呼ばれているものがあります。

これは営業キャッシュフロー÷ 売上高で求められるものであり、1535%あると「儲かる構造をもつ企業」かどうか知ることができます。

 

儲かる企業ということは倒産リスクが低い企業と言えます。

 

また投資する企業の業種には景気によって強い局面、弱い局面があるので業種が偏らないよう投資していくことも肝心です。

長期投資でセクターローテーションを意識すべき理由

2019年4月28日

 

こうした配当再投資をする上で大事な企業の見方、選び方をわかりやすく解説している、

Market Hack世界一わかりやすい米国株投資の技法」の知識は投資をする上でミスを減らせる技術を多数紹介しています!

よりミスを減らしていきた方は手にとってみることをオススメします。

 

それでは!

ろいど

 

moomoo証券

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Fラン大2018卒のサラリーマン  →中小企業に就職 →彼女との将来が不安になりお金との付き合い方を考え、勉強し始める →FP2級取得 「大切だと思えることが大切にできる時間を増やしたい!」という思いから投資や副業に取り組む 2019年2月から約1年間の勉強を経て株式投資をはじめました! →現在600万運用中 投資の経験、勉強したことを発信しています