- 他の人に比べて年収が低いけどFIREできるのかな
- 資産が今ほとんどないけどFIREや老後に向けての資産作りは間に合うのかな
- いち早くセミリタイアするには貯蓄率をどれくらいにすればいいの
この記事ではこうした疑問に答えます。
この記事の内容
- 確実に資産形成する方法
- FIREをするには貯蓄率を意識するべきある
- あなたの貯蓄率であと何年でリタイアできるのか
僕はFIREに向けて資産運用2年目に突入したときに、「FIRE 最強の早期リタイア術」を読み、年収より貯蓄率をいかに高めるかが一番重要であることを知りました。
本記事では「貯蓄率」を意識することがいかに大事か解説します。
資産形成で貯蓄率が重要な理由
- 入金率が上がると同時に支出を下げ、目標となる運用額が引き下げられるから
- 入金率が上がると同時に投資資金が増えるから
- ゴールまでの距離が縮めつつ、より早いスピードでゴールに向かうことができるから
全ては上の表が物語っています、0から投資を初めてリタイアするまでの年数が記されていますがどこにも「運用額・入金額・年収」といったワードはありません。
リタイアまでの年数に影響するのは「投資リターン」と「入金率」この2つの要素です。
特に貯蓄率が60%を超えてくると10年以内はリタイアできる確率がグッと高まります。
入金率が高ければ投資リターンを気にしすぎることはない
この表からはもう一つ大きな情報を得ることができます。
それは入金率が高くなればなるほど、投資リターンの差がリタイアまでの期間に影響されにくくなってくることです。
一方入金率が低くなってくると投資リターンがリタイアまでの年数に大きな影響を及ぼしてきます。
例えば、
入金率が10%の人でリターンが3%→リタイアまで69年
入金率が10%の人でリターンが5%→リタイアまで52年
入金額率が同じななのに約17年もの差ができてしまいます。
一方、入金率が70%を超えてくるとリタイアまでの年数は投資リターンが1%でも10%でも3.4年程度しか影響されないことがわかります。
ここで先ほど見たグラフをもう一度確認してみます。
- 入金率が低いと(水色側)では投資リターンが大きな役割を果たす
- 入金率が高いと(オレンジ側)投資リターンはリタイアまでの期間に大きくは影響与えない
- リターンが小さくてもお金の入金率が高いため相殺される
- 入金率が低いと投資ポートフォリオの利回りの管理は重要になる
ここで大事なのは本気でFIREを目指したいと思ってる自分はグラフのどちら側にいるのか?という事実確認が必要です。
もうすでに3%~以上の投資リターンを上げてる方ならば投資リターンをあげるのはなかなか難しいことでしょう。
手取り早いのは支出を見直して最適化し、入金率を上げることと考えます。
となるとサラリーマンの場合、本業や副業を頑張りつつ投資リターンを最大化することに力を入れるのではく、優良ETFや優良株をできるだけ多く買えるよう最適化することに力を注いだほうがよさそうです。
まとめ
- リタイアまでの期間は入金率が大事
- 入金率が高くなればなるほど投資リターンはほどほどで良い
これらのことから繰り返しにはなりますが、入金率を最適化し手間をかけずに優良金融商品や株式を購入していくことが本業が忙しいサラリーマンの取りやすい戦略と言えます。
三菱サラリーマン氏の提唱していた「給料8割天引き投資」は入金率さえ最適化できればとても再現性のあるFIRE術と言えてきます。
支出を最適化する方法については「FIRE術」が書かれている本が実践的です。
それだけでなく投資と働き方について体系的にお金と向き合える知識や考え方を与えてくれるのでつまみ読みし実践することでFIREにより早く到達することが可能です。
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