- 会社で一日中働く生活を抜け出したい
- 生活費のために労働する人生なんて嫌だ
- もっと理想的で自分らしい生活をしたい
こんな思いを持つ人たちが、「自分らしい生活」や「会社に左右されない生活」ができるようになるために流行っているのか「FIREムーブメント」です。
FIREは、Financial Independence Retire Earlyの頭文字を取ったもので
経済的に自立して早期退職する、という意味合いです。
今回はこのFIREを達成した著者の本を3つご紹介します!
早期退職を目指したい人にはもちろん、お金とうまく付き合っていきたい、すこしでも不労所得を増やして家計をラクにしたいという方に是非読んでほしい本です。
- FIREを目指すにあたって近道となる方法を知りたい
- セミリタイア、早期退職を目指している
- 家計管理、資産形成、金融リテラシーについて同時に学びたい
目次
【読む前に】FIREの投資計画の基本的な考え方
FIREの基本的な考え方としては資産収入から所得を得るという考え方です。
そのためにはまずはまとまった資産がいるというのが共通の考えとなっています。
資産形成の基本的な考え方は、収入-支出+(資産×運用利回り)です。
すべての著者たちはこの式を最適化するように生活をコントロールし、FIREを実現させてきました。
式が頭に入っていることで今どこについての解説をしているのか分かりやすくなりより内容がスッと入ってくるようになりますよ。
FIRE 最強の早期リタイア術
- 初心者からでもできる資産配分、運用の考え方が詳しく解説
- 少ない運用額でもリタイアできるサイドFIRE・地理的アービトラージを提唱
- リタイア後の運用にリスクと対処法について詳しく解説
本書は資産運用についてに大きなウェイトを置いている印象です。
なので支出や収入に関する内容は比較的薄めです。
ただ資産運用に関してはかなり再現性が高い内容となっています。
というのも本書の著者のクリスティーさんは、もともと恵まれていたわけでもなく株が10倍になってお金持ちになったわけではありません。
むしろ凡人で幸運でもなかったことを強みに誰でもミリアネアを目指す再現性の高いFIREの方法を本書で述べています。
運用スタイルも株式と債券のインデックスファンドメインでFIREを達成しています。
この本のエピソードとして夫婦で数年間かけて1000万円を運用し始めた直後、リーマンショックとなり大きな評価損を抱えた経験で得た体験談やマインドが語られています。
株式市場が不安定な中でも取るべき具体的行動やリバランスの方法は現コロナ影響下でも共通するところがあり参考になります。
またFIRE後の資金枯渇リスクを防ぐシークエンス・リターン・オブ・リスクを回避するための
現金や高配当株の活かし方は他の本にない唯一の内容で大変参考になりました。
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
- 収入.節約.運用.マインドについて網羅された唯一の本
- 不動産投資をFIREに活かす方法が唯一載っている
- その日暮らしからでもFIREを目指せる具体的7つのステップを解説
著者のサバント・グラティエさんが2.26ドルから5年で純資産125万ドルを作っています。
この本は500ページもありとっつきにくいかもしれません。。。
しかしこのボリューミーさは収入、支出、運用といったすべてのセクションでいかに効率的にFIREを目指すことができるのか網羅されています。
節約・収入・資産運用をつまみ読みするだけでも十分知識を補完することができます。
例えば、収入の部分で本業と副業、起業でいかに稼いで投資に回していけば良いのかを詳しく紹介しているのは今日紹介する3つの中でこの本だけです。
支出を抑えるのも大事ですがいかに収入を増やして投資に回せる額を増やせるかを筆者は重要視しているからです。
本書には収入、支出、運用全てにおい複数のワークを用意されていてFIREを目指していく上で重要な自分にカスタムされた数値を知ることができます。
個人的には本業の実質時給を求めるワークを計算したところ思ったより低くて発狂したところです笑
FIREへの道のりが網羅的に解説されている本なのでどれか迷うのならこの本があればとりあえずOKだと思います。
手元に読めるように置いておき早期退職のプランを再考する際にも非常に役立っています。
本気でFIREを目指す人の資産形成入門
著者の三菱サラリーマンとして知られる穂高唯希さんは日本でFIREを目指す上で一度は聞く人でしょう!
配当収入>支出となることでFIREを達成された方です。
この本を買う際に気をつけるべき注意点があります、それは著者の投資スタイルが連続増配個別株を推しているという点です。
今までの2つの本はインデックスファンドで資産形成をする方法がメインでしたがそれとは異なる方法の投資スタイルです。
個別株投資は一般的にインデックスファンドよりリスクが高まるのでそこをしっかりと理解しておく必要があります。
ただ著書もその個別株のリスクを理解しており歴史のある優良連続増配株の具体的な銘柄やVYM,HDV,SPYDといった高配当ETFを推奨しています。
またFIRE本は日本の著書の人がまだ少ないので日本にあるサービスが紹介されているのが大きいメリットです。
例えば、証券口座をまだ開設してない方はどの証券口座を持てば良いのか分からないですが
この本を読めば楽天、SBI、マネックスで十分運用できるとわかります。
このような日本人に合わせたサービス、コンテンツ内容が充実しているのがこの本の大きなメリットと言えると思います。
FIREおすすめ書籍のまとめ
FIRE本のおすすめ3選を紹介してきました、ここでまとめてみます。
あなたはどの本が一番、自分にしっくりきそう!って思いましたか?
結局どの本にも共通して言えることは資産形成やFIREの準備は、
「いかに早く実践し、継続できるか」にかかっています。
僕も社会人1年目からコツコツと投資を始めて年々配当金の受け取り額が多くなっており現在は1万円を超える月も出てきました。
タイミングを図るよりいかにお金と向き合い資産形成を早く始めるかで10年、20年先の人生少なくともお金に振り回される人生回避できるできるはずです!
FIRE本はそんなお金と人生を結びつけ現実を考えさせてくれる本なのです。
それぞの本を買って節約・副業・投資どれでもいいので一つの内容を実践するだけで書籍代分の元は確実に取れます。
小手先のテクニックだけでなくお金のその先にある人生観をもう一度考えさせくれる良い機会になるでしょう。
>>FIRE 最速で経済的自由を実現する方法
>>FIRE 最強の早期リタイア術
>>本気でFIREを目指す人の資産形成入門
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