FIRE後の失敗を左右する、シークエンス・リターン・リスクとは。

ろいど
どうも、ろいど(@Roido_1995)です!

経済的自由や退職後の資金づくりとして資産運用を行い資金づくりをしている方もいらっしゃるでしょう。

積立NISAや再投資型の投資信託をメインにしている方も少なくなく退職後の取り崩しをいかにしていくかが重症になってきます。

そこで今日はFIRE後に資金が枯渇してしまった方達の共通点を紹介し、
退職前に資金が尽きないよう準備しおくべきことを紹介します!

FIRE後に資産が枯渇してしまった人たちが直面した共通点とはFIRE後に暴落に遭ってしまい、資産を取り崩さなければいけない状況になってしまったことです。

「FIRE最強のリタイア術」によるとトリニティ大学で行われた退職者100人のデータを取り扱い退職後の資産状況を追跡する追跡実験を行いました。

その結果、資産の取り崩し率を4%にすれば30年間資産が枯渇せずに維持できる確率は95%だったという結論が出ました。

しかし裏を返せば5%の人たちが資産が枯渇してしまい夢のFIRE生活を送れなかったわけです。
決定的な違いは何だったのでしょうか。

それはリタイア後に下落トレンドや暴落局面があったかないかという違いでした。

つまり、FIRE後に上昇相場を先に経験するか、下落相場を先に経験するかの順序の違いによって運命を大きく分けるんです。

この順序リスクのことをシークエンス・リターン・オブ・リスクと専門用語では言います。

では退職後に資金が尽きてしまう5%の状況にならないようにするにはどう対処して行けば良いのでしょうか?

「FIRE最強のリタイア術」を基にして2つの方法をご紹介します。

退職後の暴落でもぐっすり眠れる2つの方法

1:現金を持っておく

 

現金を持っておくことで下落相場時に資産の取り崩しを行うことなく、
現金を使うことで資産の減少を防ぐことができます。これを現金クッションと言います。

現金が下落相場時のクッションとなりポートフォリオの大きな損失を防ぐことが可能です!

ではどれくらい持ってお毛ばいいのか?

それは生活費5年分を見ておけば十二分とのことです。

これは世界恐慌の際に株価指数が下落前までの水準に回復するまでの日数は5年で、リーマンショック時には約2年半かかったことから起因しています。

例えば、1年分の生活費が400万円だとしたら400×5(年)=2000万円必要となります。

、、、でも5年分の生活費なんで貯めてたらいつになってもリタイアできねぇじゃねーか!!
と思う人も少なくはないですよね。

そこでもっと退職時に用意しておくべき現金を減らす方法を紹介していきます

 

2:インカム系資産に投資する

 

「FIRE最強のリタイア術」では「利回りシールド」という考え方で実際に現金クッションを持つ金額はもっと少なく見込んでも良いと提案しています。

「利回りシールド」とはインカム系資産に投資し「資産からの現金」を得ることによって取り崩さなくて良い現金を少なく見積もっていく考え方です。

インデックス指数に投資してもある程度の分配利回りを得ることはできますが、インカム系資産を活用することで分配利回りの底上げを図れます。

インデックス投資の一部を最初の5年の内はインカム系資産に変えて運用することで分配金と配当の恩恵で疑似現金を得られると述べています。

インカム系資産からのインカムゲインを考慮することで現金は以下の式に見積もることができます。

現金クッション=(年支出-配当収入)×5年

例えば退職時に5000万円の資産を配当利回り4%で運用していたとすると年間200万円の配当金を得ることができます。

よって、現金クッションに必要な量は下記のようになります!

現金クッション=(400-200)×5年=1000万円

約半分に減りました!!
1000万円も相当私にとっては大きい数字ですが必要な現金クッションがかなり減ります。

現金があまりあることで暴落時にも精神的に参るリスクがかなり減り、暴落する中で積み上げてきた資産を生活のために売っていく状況にも応じれるのはかなり心強いですね。

では次ではインカム系でどのような資産が良いのか紹介していきます。

 

4つの種類のインカム系資産

 

優先株

優先株は普通株と違い議決権がありません、しかしそれを行う形で高い利回りと支払いの優先度が高く設定されたアセットです。

いわば株式と債券の間のようなものです。

一般的に企業が業績不振やキャッシュがたらなくなった時、

普通株式の配当>優先株式の配当>債券の利払い
といった順で現金の支払いを停止していきます。

代表的なETFとしては【PFF】が有名で、高配当好きの投資家に
人気があり組み込んでいる方が多い商品です。

 

REIT

REITは不動産投資信託です、REITは比較的分配利回りが高い商品になります。
というのもREITの運営会社は投資家から集めたお金で不動産を運営し、賃料やリース料を得ているのですが設けた分の90%は投資家に還元されるため分配利回りが高くなる傾向にあります。

 

J-REITの場合は、収益の90%超を分配するなどの一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからず、「内部留保」もないので、収益がほぼそのまま分配金として出されます。

つまりJ-REITは、一般の株式などに比べると、投資家に分配金を出しやすい金融商品、といえるでしょう。

投資信託協会HPより

REITはオフィスビルや物流施設、住宅用施設、ホテル、リゾート施設、太陽光発電等多種多様な投資先があるので自分の知っている施設にも投資できる醍醐味もあります。

もちろんインデックスETFも存在しているのでそちらを利用するのもオススメです。

米国不動産ETF

IYR

 

社債

国が発行する債券は国債は馴染みがあると思います。社債は会社が発行する債券のことです。
特徴としては発行する会社によって利回りが変わってくることです、これは発行している会社の業績や財務状況によって変わります。
例として下記に発行元と利回りのかなり簡単にですが関係をまとめてみました。

名称 発行元 貸し倒れリスク
国債 国が発行
社債 3年連続赤字会社が発行
社債 黒字会社が発行 低〜中

 

つまり「やばい企業」ほど利回りが高くなる傾向にあるので、そこは考えて投資をしたいところ。

格付けBBB以上で「投資適格債」BB以下の企業は「投資不適格債」で「ジャンク債」とも呼ばれます。口悪いですけど笑

ジャンク債は投資適格債に比べ貸し倒れリスクも値動きの激しさも増します。

米国の投資適格社債に投資するETF
  • BND
  • VCIT
  • LQD

 

米国内の投資不適格債券ETF
  • JNK

 

高配当株

 

高配当株は他の株式より配当利回りが高いのが特徴です。配当を出す企業はビジネス的に成熟した企業が多いです。

そのため設備投資や技術に投資するお金が必要なく投資家に還元しています。

一例としてコカコーラでは稼いだ利益の7割強を投資家に配当として支払っています。

もちろん個別株だけではなく配当株を集めたETFを活用するのも大いにありなのでそちらを活用していく方法もあります。

米国高配当株ETF
  • VYM
  • SPYD
  • HDV

SPYD、HDVは優良銘柄ですが少々クセのあるETFですので投資する際にはセクター比率、組み入れ銘柄、銘柄数、コンセプトを把握しておくのがマストです。

 

シークエンス・リターン・オブ・リスクを抑える方法まとめ

 

ラベル名
  • シークエンス・リターン・オブ・リスクでは最初の5年が肝心
    FIRE後に下落相場に直面するのが最悪のパターン
  • 5年分の現金クッションがあることで下落相場時に取り崩しを防げる
  • とはいえすべて現金で持つ必要もなくPFの分配利回りやインカム資産への投資も考慮すると良い
  • 優先株、REIT、社債、高配当株は分配・配当利回りが高め

暴落時では投げ売りをするのが悪手だといいますが、リタイア後での資産切り崩しも本質的には似たようなものです。

そう考えるとリタイア後に使える十分な現金やマネーマシン(インカム資産)を持っていることは安心材料になり得ますね。

例えば、月20万円の資産切り崩差なければいけない中、配当金10万円の収入と貯金10万円あれば資産を損切りしなくて済みます。

いずれにしても配当と預貯金でなんとか最長5年のリセッションをのこえれば山場は超えているはずです。

なので、リタイアを急ぎすぎずしっかりと現金やインカム資産を活用することは頭の片隅に留めておきたいですね。

 

 

 

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Fラン大2018卒のサラリーマン  →中小企業に就職 →彼女との将来が不安になりお金との付き合い方を考え、勉強し始める →FP2級取得 「大切だと思えることが大切にできる時間を増やしたい!」という思いから投資や副業に取り組む 2019年2月から約1年間の勉強を経て株式投資をはじめました! →現在130万運用中 投資の経験、勉強したことを発信しています