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米国の生活必需品セクター株、不況時に株価・配当利回りはどうなった?【リーマンショックから学ぶ】

ろいど
どうも、新卒から米国株を始めています。ろいどです!

 

  • 今狙っている、バイアンドホールドしている銘柄って不況時にどれくらいの配当利回りで売られていたのか知りたい。
  • 現在の配当利回りって不況時に比べてどれくらい割高、割安なの?

 

この記事ではこうした疑問に応えるために。米国の生活必需品セクターの配当利回り、株価がが景気後退した際にどれくらいになったのかがわかります。

 

ディフェンシブ株として有名な生活必需品セクターの11銘柄を選んで、

2009年の平均株価から配当利回りがどれくらいだったのかを算出しました。

この記事を読んで景気後退が起こった際に銘柄の動きがどうなるのか、どれくらいの配当利回りを目安として拾っていければいいのかという参考になれば幸いです!

 

 

米国の生活必需品セクター株、景気後退時に株価・配当利回りはどうなった?【リーマンショックから学ぶ】

2008もしくは2009おける平均株価から株価が低い方を基準に配当利回りを算出しています。

 

食品セクター【KO、 HSY、MKC、GIS、PEP、 K】の景気後退時の株価と配当、配当利回り

 

LOW HIGH 平均 年間配当 配当利回り
KO 13.77 22.24 18.04 0.82 4,54
GIS 17.02 26.56 21.43 0.9 4.20
HSY 24.71 32.78 27.91 1.18 4.23
MKC 23.18 30.23 26.50 0.98 3.70
PEP 34.33 49.26 41.81 1.78 4.25
K 26.62 41.05 34.26 1.8 4.17

 

食品株では不況時において配当利回り3%後半〜4%前半で推移していた模様です。

しかし、あくまで平均なのでより配当利回りが上がるケース、下がるケースもあります。

現在の食品株は配当利回りは2~3後半のものが多く見受けられるので、

不況時には配当利回りを1%ほど底上げして購入する事が出来そうです!

 

日用品セクター 【PG、 KMB】の不況時の株価と配当、配当利回り

LOW HIGH 平均 年間配当 配当利回り
KMB 29.54 46.85 37.89 2.4 6.33
PG 32.08 47.01 40.01 1.72 4.30

 

日用品株ではKMBとPGの2つをピックアップしました。

現在この2銘柄は配当利回り2~3前半で推移しているので、不況時には食品株よりも割安になりやすそうです。

KMBは不況時に配当利回りが6.3%になるまで売りまこれておりかなりの高配当株となっていました。

 

小売セクター 【WMT、  COST】の不況時の株価と配当利回り

LOW HIGH  平均 年間配当 配当利回り
WMT 36.17 44.55 39.81 1.09 2.74
COST 29.71 47.76 39.28 0.70 1.78

 

小売ではWMTとCOSTをピックアップしました。

現在この2銘柄の配当利回りは1%〜1%後半となっています。

不況時には、配当利回り1%ほど安く購入することができそう。

TGTは配当利回り3%程度ありますが、持ってる方をあまり見た事がないので除外してます。要望があれば追加します!

 

たばこ株【 PM 】の不況時の株価と配当利回り

 

LOW HIGH 平均 年間配当 配当利回り
PM 20.69 34.29 28.51 2.24 7.86

 

たばこ株からはPMをピックアップ。

アルトリアグループはスピンオフの影響か配当がよくわからないことになっていたので、

控えました。

フィリップ・モリスの不況時の配当利回りは7.86%とかなりの高配当。

たばこ株は現在6~7%程度の配当利回りですが不況時にはまだまだ売られる可能性があることを示唆しています。

 

まとめ:生活必需品セクター11銘柄の不況時の配当利回り

 

生活必需品にセクターの業界によっても配当利回りに特徴があるようですね。

配当利回りにおいてはこの銘柄内のみでみると、

たばこ>>日用品>食品>>小売 となっています。

 

自分の持っている生活必需品セクター の株が不況時では株価がいくらぐらい下がり、配当利回りがどれだけ上がるのかチェックできたしたでしょうか!

 

先日、逆イールドが起こり景気後退の予兆となるサインがみはじめられた中で、

常に「暴落が起こりうるかもしれない」という心構えをしておくと同時に自分の持っているポジションがどうなるのか過去から学んでおきたいですね。

 

以上、不況時には生活必需品セクター の配当利回りがどれくらいになるか調べてみた記事でした!

 

今回取り上げた「生活必需品セクター 」は不況に強いセクターといわれています。

他にも不況時に強いセクター があり、例を挙げると通信や公益がそうです。

業界によって景気のサイクル(不況→回復→好況→不況)があり、業界によって強い局面弱い局面があります。詳しくは下記記事にまとめたので是非参考してみてください!

長期投資でセクターローテーションを意識すべき理由

2019年4月28日

 

それでは!

 

 

ろいど

 

 

moomoo証券

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Fラン大2018卒のサラリーマン  →中小企業に就職 →彼女との将来が不安になりお金との付き合い方を考え、勉強し始める →FP2級取得 「大切だと思えることが大切にできる時間を増やしたい!」という思いから投資や副業に取り組む 2019年2月から約1年間の勉強を経て株式投資をはじめました! →現在600万運用中 投資の経験、勉強したことを発信しています